11月23日(月・祝) LOUD MINORITY SEXTET


ケニヤッタ・ビーズリー(Kenyatta Beasley)-trumpet

ルイ・アームストロングにはじまり、ウィントン・マルサリス、ニコラス・ペイトンなどの偉大なトランペッターを輩出しているジャズ発祥の地、ニューオーリンズが生んだモダンジャズ界の次代のエース。


1976年生まれ、名門NOCCA(ニューオーリンズ・センター・オブ・ジ・アーツ)でエリス・マルサリス、ウィントン・マルサリスらと共演しジャズに深く魅了されていった。子供の頃ミュージカルでルイ・アームストロングの役を演じ、高校時代にはIAJEクリフォード・ブラウン賞を獲得。リー・モーガン、フレディー・ハバードも含め1950年代モダンジャズ全盛期の精神をしっかりと受け継いで、現在自身のグループをはじめ様々なユニットでエネルギッシュに活躍している。

 



キース・ロフティス(Keith Loftis)-t.sax

アルトサックス(10歳)、テナーサックス(中学生)で、ジョン・コルトレーン一筋に徹底的に聴き勉強した、アフロアメリカンが生んだジャズの伝統と誇りを受け継ぎ21世紀に伝えている主流派新世代のひとり。


1971年テキサス州ダラス生まれ。名門ArtsMgret高校でジャズとクラシックを学び、1995年ニューヨークに移り、ニュースクールを卒業(1997年)。ベニー・カーター、クラーク・テリーらジャズ・レジェントとの共演、そしてクリスチャン・マックブライド、ロイ・ハーグローブらと共に現代ジャズ界の中核を成す。

 



ダニー・グリセット(Danny Grissett)-piano

その才能と実力は、現在のジャズシーンのニュースターとして三本の指に数えられている。


1975年ロサンジェルス生まれ。5才からピアノを始め、6才よりクラシックを学んでいたが、ジャズへの興味が次第に大きくなっていた。ジャズへの情熱が高まり、2000年に転向し、2001年、Thelonious Monk Instituteで、バリー・ハリス、ハービー・ハンコック、ケニー・バロン、ジミー・ヒースらのジャズマスターより教えを受けた。この間、ロサンジェルスで活動を開始し、ビリー・ヒギンズ、ジャッキー・マクリーンらと共演した後、2004年夏にNYに移る。2~3ヶ月もたたないうちにファースト・コールのピアニストとなり、トム・ハレル・クインテットのレギュラー、ニコラス・ペイトン、ラッセル・マローン、フレディ・ハバード、ミンガスバンドetcとめざましい活躍を続けている。



アルベスター・ガーネット(Alvester Garnett)-drums

喜びを共有し、スピリッツ(魂)を感じ合う音楽を創造し、そして伝えていくという、云わばジャズのメッセンジャーを自負する。
アビー・リンカーン、ベティ・カーターという伝説の歌手のステージでジャズの魂をもらい、そしてまた彼女たちの背中に向けてビートを送った。
エネルギーに溢れ、熱い力を生み出す彼のリズム…。ウィントン・マルサリス(tp)、ジェイムズ・カーター(tp)、レジーナ・カーター(vln)から、ロイ・ハーグローブ(tp)の他、多数からのまさにファーストコールのドラマー。



デズロン・ダグラス(Dezron Douglas)-bass

父親がリーダーをしていたゴスペルグループに12才で入って教会で演奏し、音楽にとって一番大切なのは感情(emotion)であることを身を持って知った。その心の優しさ、大きさで2011年、東北を襲った大地震と津波に、悲しみに打ちひしがれ、それでも立ち直ろうとする無数の人たちに、彼は「Ganbare Nippon」(頑張れ!ニッポン)という曲を発表した。


1981年2月、ハートフォード生まれ。
チャーリー・ミンガス、ポール・チェンバーズ、レイ・ブラウンなどジャズの巨人達の魂は、確実に彼の中に生きている。その才能と真摯な姿勢で、早くも多くの人びとから敬意を表されている。
サイラス・チェスナットトリオに属し、ラビー・コルトレーンカルテットなどで活躍。



井上 智(Satoshi Inoue)-guitar

ジャズ界の巨人、ロン・カーター、ジム・ホールの愛弟子として、また、幾多のジャズジャイアンツとの共演、マンハッタンのニュースクールで指導者として21年間のニューヨーク活動の後、日本に帰国して5年、音楽への深い理解、知性、温かさは、今まさに円熟の境地である。


1956年、神戸生まれ。同志社大学、ニュースクール卒。