TONNBASA 『Live at Jazz Club Mr.Kenny's』


70歳から始まる新世界!

向井滋春(trombone)を迎え、Mr.ケニー待望のファーストアルバムリリース!


[収録曲]

1.あれが噂の"HONG KONG" Lady
2.Dancing Soul Night in The Blue
3.Kamuy Steps[向井滋春参加]
4.Sailing Across The Eye Of Night[向井滋春参加][LIVE]
5.TONN-BASA
6.Pajero Wind
7.Don't Bite CALYPSO
8.Lotus Of Minamo(水面)
9.Good Time Kenny's Blues[向井滋春参加][LIVE]


[パーソネル]

倉谷"Kenny"明(guitar) 藤山"ET"英一郎(drums)

山崎真(sax) 太田美香(piano, keyboard) 高橋佳輝(e-bass)

荒川"B"琢哉(percussion)

Special Guest:向井滋春(trombone)



[推薦文]

 以前、アンプから音が出ないギターをただ抱えているだけでパワフルな音楽を奏でている倉さんのステージを拝聴し、

心が揺さぶられた事がある。待望のアルバ ム「TONNBASA」とは、音楽に形を変えたMr.ケニーのスピリット

そのものなのかもしれない。

 

 倉さんとの出会いは、長距離ドライブの果て一人フラッと立ち寄ったMr.Kenny’sでのジャムセッションだった。

「ねじ曲がったJAZZは許さねー」と言わんばかりの出で立ちで店のカウンターの隅にたたずみ、

怪しくライティングされた髭面&無表情でセッショ ンを眺めるそのオヤジの視線は、一見さんの自分にとっては

威圧感以外の何物でもない。やばいオーナーのジャズ箱に迂闊に入ってしまったなと後悔しながら、

ドラムの前に座った事を今も忘れない。  


 そしてMr.Kenny’sに徐々に世話になるようになり、その「強面で厳格なJAZZ CLUBオーナー」という倉さんへの

第一印象は、私の中であっけなく崩壊し始める。そんな倉さんの人間像は未だに謎・・・気難しい飼い犬を

誰よりも手なずけながら、ミュージシャンを心から尊敬し、若者の面倒見が良く、音楽を心底愛し、

世界平和を願って止まない・・・倉さんとはそういう人物だ。と私は信じたい が、果たして実際の所どうなんだろうか…

少なくとも、言動はかなり嘘っぽい。

 

 しかし本アルバム「TONNBASA」に触れると、倉谷’’Kenny’’明という人物を垣間見ることができる。

向井滋春はじめベテランから若手まで 錚々たるメンバーを率いて録音されたこの音源は、「古さ」や「新しさ」も

全く感じさせない説得力がある。何にも囚われない美しさがある。

脅しや圧力を感じ ながらの感想ではあるが、本当に名演揃いの素晴らしいアルバムだと感じている。必聴。


(JiLL-Decoy association towada(leader,drums)より)



[倉谷"Kenny"明(guitar)について]

『TONNBASA』リーダーの倉谷明は1945年横浜の出身。

14歳でクラシックギターを始めるが、大学卒業後、和田直、森田利久に師事。ジャズの世界へ。


1980年に『TONNBASA』を結成。

1985年、雲竜ホールでコンサートを開く。向井滋春、横山達治らをゲストに総勢10名にも及ぶメンバーが出演し、ノリにノったアドリブ競演は大好評だったが、惜しまれつつ1990年に一旦解散。


しかし1992年には東京よりトップミュージシャンを迎えて再結成され、

1997年名古屋市芸術創造センターにてコンサートを開き、 こちらも大成功を収める。


長らく沈黙を続けていたバンドが、2012年倉谷の呼びかけにより三たび結成。

今度のメンバーはJazzClubMr.Kenny’sに出演する若手精鋭を中心としたチーム。時を経ても新しさを失わない倉谷の楽曲を完成へと導いた。


現在、倉谷は『TONNBASA』の他にも、県内若手ミュージシャンらと共に結成した『OWL BROTHRES』と『尾張藩』を率いて精力的に活動中。